まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
細い管の先に小さな感知器を仕込み、神経の信号を測ることと、その場で焼いて遮断することを一本の管で完結させる点が最大の特徴。測る道具と治す道具が別々の従来のやり方とは違う。神経の信号を測って焼く一体の管を開発する超小型の会社の立ち位置にいる。
神経を測って焼く一体の医療機器を開発するのが事業の柱で、収入はない。血管に通す細い管の先に、ごく小さな感知器を仕込み、体の奥の神経が出す微弱な信号をその場で測る。そして同じ管で、悪さをしている神経を電気の熱で焼いて遮断する。この測ると治すを一本の管で完結させる点が独自だ。まずは膵臓のがんの激しい痛みを和らげる用途を狙い、中期の試験を進める。承認後の機器の売上で、いずれ稼ぐ構造を描く。それまでは増資で開発を続ける。
中期の試験で効き目を示せない弱点を抱える。狙う別の用途である高血圧の神経の治療では、すでに巨大な大手が先んじており、割って入るのが難しい。先端に感知器を仕込む管は、量産が難しい。上場の器との合併を経て上場し、その後の株価の下落と資金繰りの悪化に直面してきた。株式の併合を繰り返し、現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まり、上場の維持も危うい。
配当を出さず、看板の用途の試験と管の量産への道筋づくりを優先する経営。小さな組織で開発に集中する。膵臓のがんの痛みの試験の遂行と、感知器を仕込む管の製造、株式の併合や増資による資金繰りの管理を進める。一体の管の商業化への集中が、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、製造、資金繰りに依存する。看板の用途である膵臓のがんの痛みの試験で効き目を示せるか、小さな感知器を仕込む難しい管を量産できるか、高血圧などの別の用途で先行の大手との差を示せるか、そして長い開発のあいだ増資で資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $8M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6M(78%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…