AMIX
Autonomix Medical神経を探す道具と治す道具を分けず、一本のカテーテルに収めた。信号処理を先端のすぐそばで済ませて劣化を抑える設計で、検出しきい値は競合機の10マイクロボルト前後に対し5マイクロボルト以下を狙う。
売上はまだ一円も立っていない。カテーテル先端の微小なセンサーで神経の電気信号をとらえ、同じ先端を高周波で加熱して痛みの元になる神経を遮断する装置が、承認と量産に届いて初めて収入になる。
監査法人は継続企業の前提に重大な疑義を付けており、現金が細れば増資に頼るほかなく持ち分の希薄化が続く。動物で確認した信号の検出と消失が、人でそのまま再現される保証もない。
手作りと3Dプリント部品でできた試作機を、量産に耐える設計へ作り直す作業に人と金の大半が向かう。株主還元の原資はなく、臨床データを積むための増資が資金調達の前提になっている。
膵臓がんで得た手応えを、胆嚢や肝臓、胆管のがんへ広げた次の試験で再現できるかどうか。もう一つは現金で、2025年3月末の運転資本は$7.9M、営業キャッシュフローは年$8.3Mが出ていく状態にある。
この会社をどう読むか
Autonomix Medicalが賭けているのは、神経を探す作業と焼き切る治療を、同じ一本のカテーテルで終わらせるという一点だ。
動物では狙った神経の信号をとらえ、焼いた後にその信号が消えることまで確認できたとしており、いまは膵臓がんの患者で試している。ただし累積損失は$50.4Mに達し、手元の運転資本は$8Mを切る。臨床データが先に揃うか現金が先に尽きるかという難しい資金繰りが、この銘柄の中身そのものになっている。
バランスシート (要約)
資産 $8M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6M(78%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$7M
- 他の流動資産$577K
- 固定資産$19K
- 流動負債$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $0
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −283.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$12M
- フリーCF
- −$12M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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