まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
米国最大の医療の人材派遣という規模と、膨大な人材の登録の蓄積が最大の強み。これに、医療機関の人材の手配を一括で管理するソフトの事業を併せ持ち、労働集約の派遣の変動を和らげる。単なる派遣にとどまらない、規模とソフトを併せ持つ医療人材の最大手の立ち位置にいる。
人手の足りない病院や診療所に、看護師や医師などの医療の専門職を派遣するのが事業の柱。柱は三つで、勤務地を移りながら短期で働く出張看護師を中心とする派遣、医師や経営幹部の派遣、そして医療機関の人材の手配を一括で管理するソフトの提供からなる。米国最大の規模と、膨大な人材の登録を持つ。派遣した人材の数と単価に応じた報酬で稼ぐ構造になっている。
感染症の時期に出張看護師の単価が跳ね上がって空前の利益を上げたが、その反動で需要と単価が落ちている弱点を抱える。看護師の不足が和らげば、派遣の需要が減る。病院が自前の採用を強めれば、派遣に頼らなくなる。人材を管理するソフトでも同業との競争がある。人件費の上昇を派遣の単価に転嫁しきれない局面もある。
配当を出さず、現金を借入の削減と事業の効率化に充てる経営。感染症の特需の反動から、正常な成長の軌道への移行の局面にある。米国の看護師不足という長期の追い風を取り込みつつ、人材を管理するソフトの事業を育てて、派遣の変動を和らげることを重んじる方針が特徴になっている。
医療機関の人手不足と、派遣の単価、ソフトの採用に依存する。看護師や医師の不足が続いて派遣の需要が保たれるか、感染症の特需で跳ね上がった派遣の単価の正常化に耐えられるか、人材を管理するソフトの採用を広げられるか、そして病院が自前の採用を強める流れに抗えるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $642M(31%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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