高危険業種専業という明確なポジショニング。Travelers や Liberty Mutual 等の総合保険会社は高危険業種を避けがちで、AMERISAFE はそこに特化するニッチ独占。
建設、林業、海事・商業漁業、貨物輸送、小規模製造等の「高危険」職種に就業する労働者を対象とした労働者災害補償保険を引受。米国 27州で運営、ルイジアナ州本社。高リスク業種向けの引受専業のため、事故率データ・請求管理ノウハウ・安全コンサルティングを強みとする。売上は保険料、投資収益が補完。通常配当 + 特別配当(ベストロス比率の年に実施)を長年継続する株主還元型。
労災請求の悪化(医療コストインフレ、ソシアルインフレ = 訴訟費用高騰)。低金利で投資収益圧迫。州規制での保険料引下げ。高危険業種の業況悪化で保険料母数縮小。
通常配当 + 特別配当を組み合わせる株主還元重視、保守的な引受規律と安全コンサル投資で損害率を低位に維持する専業保険経営。
建設・貨物輸送等の労災発生率、保険料水準(州ごとの NCCI レート)、投資運用(金利・債券投資)、そして高リスク業種の雇用水準に依存。
この会社をどう読むか
AMERISAFE は「高危険業種専業の労災保険」というニッチで、総合保険会社が避ける市場を独占する小型専業保険銘柄。
損害率 + 経費率(コンバインド・レシオ)の低位安定と、特別配当を含む高い株主還元利回りが投資家に評価される。労災業界のソシアルインフレとレート競争が構造的リスクだが、規律ある引受で長年の収益性を維持してきた銘柄。
バランスシート (要約)
資産 $1.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $252M(22%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$62M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $317M
- 売上成長率
- 2.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 14.9%
- ROE
- 18.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $11M
- フリーCF
- $9M
- 営業CFマージン
- 3.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $49M
- 配当性向
- 103.1%
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