AMZE
Amaze Holdingsもとは消費者向けワインを売るFresh Vine Wineであり、2025年3月にAmaze Softwareを取り込んで中身を入れ替えた出自が異色。自社設備を持たず、複数のSNSを横断して発信者を支える身軽さで勝負する。
動画配信やSNSで活動する発信者が自分のオンラインショップを持てるようにし、注文が入ってから商品を作って発送するまでを代行する。倉庫も工場も持たず、製造も物流も決済も外部の業者に乗せる軽い作りで、旧来のワイン事業は非中核として残るだけになった。
SNSの推薦の仕組みが変われば発信者の集客力が落ち、注文数がすぐ細る。製造と配送を外部に預けているため、価格も納期もその業者の事情次第だ。転換からまだ日が浅く、続けざまの買収を一つの会社にまとめる体制も固まっていない。
現金をほとんど使わずに買う。Amaze Softwareは優先株とワラント、2025年11月のFood Channelは$650,000の転換社債で取得した。対価が自社株に紐づく形が続いている。
発信者がどれだけ商品を売り続けるかと、SNS側の仕様変更にどこまで追随できるかに左右される。集まった取引データを広告へ生かす構想もあるが、まだ商用化の初期段階にとどまる。
この会社をどう読むか
Amaze Holdingsの決算には、いまも二つの顔が並んでいる。ひとつは発信者向けのEC基盤、もうひとつは非中核へ落とされた旧来のワイン事業だ。
2025年3月まで、この会社はFresh Vine Wineという名前でワインを売る消費財会社だった。同月にAmaze Softwareを取り込んで主力を入れ替え、11月には食品メディアのFood Channelも買っている。買収の対価はいずれも自社株や転換社債で、現金はほとんど動いていない。まだ形を変えている途中の会社だと見たほうがいい。
バランスシート (要約)
資産 $34M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $10M(29%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
- 現金・現金同等物$3M
- 他の流動資産$2M
- 固定資産$30M
- 流動負債$24M
- 長期借入金$7M
- 短期借入金$7M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2M
- 売上成長率
- 557.8%
- 粗利率
- 79.8%
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −564.7%
- ROIC
- −252.9%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$18M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −890.7%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
AMZE の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…