AOMD
Angel Oak Mortgage REIT(社債)年9.75%という高い利率が最大の特徴で、その分だけ発行体の信用リスクを引き受ける設計。普通株の配当より支払いの順番が先という位置と、高い利回りを組み合わせた証券になっている。
この証券自体は事業を持たない。本体が住宅ローン投資から得る収益を裏付けに、額面$25あたり年9.75%の利息を受け取り、2030年の満期に額面で償還される仕組みになっている。
住宅市況の悪化や資金調達の行き詰まりで本体が傾くと、利払いと元本の返済が危うくなる。格付けを持たない小さな社債なので、市場が荒れると値も売買も細りやすい。
証券そのものに経営はなく、本体の経営姿勢に従う。本体は自営業者など型にはまらない借り手向けの住宅ローンを専門とする投資法人で、その資金繰り管理がこの社債の重要条件になる。
支払いの源は本体の資金繰りと信用力。米国の住宅市況と金利、借り手の延滞の増減が本体の体力を左右し、それがそのままこの社債の安心感につながる。
この会社をどう読むか
AOMD は、住宅ローン投資会社 Angel Oak Mortgage REIT(普通株は AOMR)が発行した上場社債だ。2030年の満期まで年9.75%の利息を受け取る、株ではなく債券の性格を持つ銘柄。
高い利率の裏側には、格付けを持たない小さな発行体の信用リスクがある。読むべきは本体の住宅ローン投資がきちんと回っているかどうかで、会社の性格は AOMR のページが本体になる。この証券は「その会社への貸付から利息を受け取る器」と捉えるとよい。
発行体の連結バランスシート (要約)
この銘柄は、取引所が公開している証券名では「社債」に分類されています。ここから下の数字は、この証券を発行した会社 (発行体) の連結決算です。証券そのものの成績ではないので、全上場企業の中での順位も出していません。
資産 $2.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $268M(10%)。
自己資本の薄さか借入の重さが同業の中でも目立つ
- 現金・現金同等物$42M
- 長期借入金$2.3B
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
発行体の収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 16.5%
- ROIC
- —
発行体のキャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$407M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
発行体の配当
- 配当総額(年間)
- $31M
- 配当性向
- 70.3%
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