
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
電力を効率よく扱う半導体で、パソコンやサーバーの電源という大量に使われる市場に深く食い込む点が最大の強み。設計と製造を併せ持ち、低い価格で安定して供給できる。人工知能のサーバーの電源や、車の電動化という伸びる用途への展開も進める。大手の競合が並ぶ中で、電力を扱う半導体に特化した中堅の立ち位置にいる。
電力の流れをこまめに制御する半導体を設計・製造するのが事業の柱。パソコンやサーバーの電源、スマホの充電器、ゲーム機などに使われる、電力を効率よく扱う部品を作る。自前の工場も持つ。近年は、人工知能のサーバーの電源や、車の電動化に伴う部品といった、伸びる用途への展開を進める。設計と製造を併せ持つ。電力を扱う半導体の販売で稼ぐ構造になっている。
パソコンやスマホの需要は景気に左右され、市況が冷えると注文が一気に細る弱点を抱える。電力を扱う半導体には、規模で勝る大手の競合がひしめき、価格の競争も激しい。中国に工場を持つため、米中の半導体を巡る規制の影響を受ける。自前の工場を持つゆえ、稼働が落ちると設備の費用が重い。車向けの新しい用途は、立ち上がりに時間がかかる。
配当を出さず、現金を研究開発と、中国の合弁の工場の整理に充てる経営。パソコンの市況の低迷をしのぎつつ、人工知能のサーバーの電源や車の電動化という伸びる用途への転換を進める。設計と製造を併せ持つ強みを生かし、米中の規制に対応しながら、伸びる市場へ資源を寄せる方針が特徴になっている。
電子機器の需要と、サーバー電源、車の電動化に依存する。パソコンやスマホの需要が保たれるか、人工知能のサーバーの電源という伸びる用途を取り込めるか、車の電動化に伴う部品の需要を広げられるか、そして中国の合弁の工場を巡る整理を進められるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $822M(80%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約20年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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