ARCT
Arcturus Therapeutics遺伝の設計図を使う薬の中で、肝臓や呼吸器のまれな病という、巨大な先行の大手が狙わない独自のニッチに集中する点が最大の特徴。少量で効くように設計図が自ら増える独自の技術を持ち、少ない投与での効き目を訴える。海外の製薬会社との呼吸器のワクチンの提携で、資金源も確保する。巨大な遺伝の設計図のワクチンの大手とは異なる、まれな病と呼吸器に特化した中小型のバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬を持たず、遺伝の設計図にあたる物質を使った薬を開発する臨床段階のバイオで、収入は提携が中心になる。看板の候補は、肝臓で特定のたんぱく質を作れないまれな代謝の病や、肺の遺伝の病を狙う薬、そして感染症や別の呼吸器のウイルスのワクチンからなる。遺伝の設計図を脂で包んで細胞に届ける独自の基盤と、少量で効くように設計図が自ら増える技術を持つ。ある海外の製薬会社と呼吸器のワクチンで提携する。提携の収入と、承認後の薬の売上で、いずれ稼ぐ構造を描く。
看板の候補の臨床の失敗が、価値を大きく損なう弱点になる。遺伝の設計図のワクチンでは、巨大な先行の大手が市場で圧倒的に優位に立つ。資金が尽きれば、増資で持ち分が薄まる。肝臓のまれな病や肺の遺伝の病は、対象の患者が少ない。海外の製薬会社との提携が解消される恐れもある。
配当を出さず、候補の開発と、海外の製薬会社との提携の収入で資金を賄う経営。肝臓のまれな病や肺の遺伝の病という、大手が狙わない領域で独自の道を進む。呼吸器のワクチンの提携で資金源を確保しつつ、自社の候補の進展が、企業の価値の分岐点になる運営になっている。
臨床試験の結果と、提携、資金繰りに依存する。肝臓のまれな病の候補の中後期の試験が良い結果を出すか、肺の遺伝の病の候補が進むか、海外の製薬会社との呼吸器のワクチンの提携が続くか、そして承認までの開発を支える資金を確保できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $271M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $214M(79%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約3年分
- 現金・現金同等物$231M
- 他の流動資産$11M
- 固定資産$30M
- 流動負債$36M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $82M
- 売上成長率
- −46.1%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −93.0%
- 純利益率
- −80.2%
- ROE
- −30.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$74M
- フリーCF
- −$75M
- 営業CFマージン
- −90.5%
- 現金ランウェイ
- 約3年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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