
ARKO
Arko Corp米国の地方に散らばる、分散した小さなコンビニとガソリンの地域チェーンを、買収で束ねて広げる中堅の統合の担い手という点が最大の特徴。最大手には及ばないが、買収の統合の力で中堅の市場を広げる。複数の地域のブランドを抱える。最大手のコンビニとは異なる、地方の店の買収による拡大を旨とするチェーンの立ち位置にいる。
コンビニとガソリンスタンドを併設した店を運営するのが事業の柱。米国の三十を超える州で千五百ほどの拠点を持つ。直営の店での、たばこや飲料、食品、宝くじといった店内の販売と、ガソリンの小売の利ざやが収益になる。これに加え、他社のスタンドへ燃料を卸す事業や、商用車向けの給油も手がける。地方に散らばる小さなチェーンを買収で束ねて広げてきた。店内の販売とガソリンの小売で稼ぐ構造になっている。
ガソリンの利ざやが縮めば、収益が圧迫される弱点を抱える。店内の売上の柱であるたばこは、長い目で需要が減り続ける。電気自動車の普及は、十年単位ではガソリンの販売量を細らせる構造の逆風になる。買収先の統合がうまくいかない恐れもある。大手のコンビニチェーンや地元の競合との価格と立地の争いも激しい。
配当を出しながら、地方の小さなチェーンの買収と、自前の成長の釣り合いを取る経営。創業者が率い、海外の経営の文化を米国の地方のコンビニに持ち込んだ独特の運営を取る。ガソリンの利ざやと店内の売上の波に向き合いつつ、買収の統合の力で中堅の市場を広げる方針が特徴になっている。
ガソリンの利ざやと、店内の売上、買収に依存する。原油価格と小売価格の差であるガソリンの利ざやが保たれるか、たばこや飲料、食品といった店内の売上が伸びるか、地方の小さなチェーンの買収を統合できるか、そして地元のコンビニや大手チェーンとの競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $267M(8%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
- 現金・現金同等物$305M
- 他の流動資産$413M
- 固定資産$2.8B
- 流動負債$433M
- 長期借入金$875M
- 短期借入金$37M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $7.6B
- 売上成長率
- −12.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 1.3%
- 純利益率
- 0.3%
- ROE
- 8.5%
- ROIC
- 6.9%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $193M
- フリーCF
- $65M
- 営業CFマージン
- 2.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $14M
- 配当性向
- 59.9%
ARKO の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…
