
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
本来は大きく重い、物質を細かく見分ける分析の装置を、現場へ持ち込める大きさに小型化し、爆発物や薬物を数秒で複数まとめて見分けられるようにした点が最大の特徴。据え置きの大型の装置や、従来の保安の機器とは違う隙間を突く。小型の分析装置で爆発物や薬物を見つける機器を作る小型の会社の立ち位置にいる。
爆発物や薬物を見分ける小型の機器の販売が事業の柱。本来は大きく重い、物質を細かく見分ける分析の装置を、現場へ持ち込める大きさに小型化したのが持ち味だ。これを使い、爆発物や違法な薬物、化学の薬剤などを、その場で数秒のうちに見つけ出す機器を作る。空港の保安の検査場や、物流の施設、軍や政府の機関に納める。機器の販売と保守の契約で稼ぐ。これらの検出の機器の販売で稼ぐ構造になっている。
政府の調達の予算が削られたり、保安の機器の大手との大きな契約の争奪に敗れたりする弱点を抱える。物質を細かく見分ける装置の小型化には、精度や信頼性への規制当局の懸念がつきまとい、量産も難しい。大きな分析装置を作る大手が、同じように小型化に乗り出せば、競争が激しくなる。政府の調達の波に売上が大きく左右され、読みにくい。会社の規模が小さく赤字が続き、増資で持ち分が薄まる。
配当を出さず、主力の機器の調達の拡大と新しい機器の開発を優先する経営。現在の経営者が率いる。主力の機器の調達の拡大と、次の世代の機器の開発、政府の調達の波への対応、増資による開発の継続を進める。小型の分析装置への集中が、運営の中核になっている。
政府の調達の予算と、競合、開発に依存する。空港の保安や国の安全を担う機関が調達の予算を確保するか、軍や政府の機関が買い入れるか、保安の機器の大手や大きな分析装置の大手との争いをしのげるか、そして赤字の続くなか増資で開発を続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $27M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $22M(82%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…