
ATMU
Atmus Filtration TechnologiesFleetguard ブランドの OEM 採用実績と、アフターマーケットでの認知度。大型エンジン向け高精度フィルタの製造能力。独立後の機動的な経営判断。
大型トラック、建設機械、農業機械、産業用エンジン向けの燃料フィルタ、オイルフィルタ、空気フィルタ、燃料水分離器等を設計・製造・販売。Fleetguard ブランドで知られる。元 Cummins の Filtration Business Unit で、2023年に Atmus として独立上場。
大型商用車販売の急減。Cummins との契約関係の変化。EV トラック普及でエンジン向けフィルタ需要の構造減少(長期)。代替フィルタ(安価品)への顧客流出。
配当を開始(独立後)、自社株買いも実施。Cummins からの独立後、事業の明確化とアフターマーケット拡大を優先する経営。
大型トラック・商用車の世界販売、建設・農業機械の需要、既存車両のアフターマーケット(交換フィルタ)需要、そして Cummins との関係性に依存。アフターマーケットがリカーリング収益の安定源。
この会社をどう読むか
Atmus Filtration は「大型エンジンのフィルタ」という地味だが必須のカテゴリで、Cummins から 2023年に独立した中型銘柄。
トラック・建設機械は必ずフィルタを定期交換するため、アフターマーケット需要が安定収益源。大型商用車サイクルの影響は受けるが、既存車両の保守需要が底堅い。EV トラック普及が長期的な逆風となり得るが、内燃機関の商用車は当面残ると見られており、その間の安定した配当銘柄として位置づけられる。
バランスシート (要約)
資産 $1.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $379M(28%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$236M
- 他の流動資産$656M
- 固定資産$458M
- 流動負債$368M
- 長期借入金$540M
- 短期借入金$30M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.8B
- 売上成長率
- 5.7%
- 粗利率
- 28.2%
- 営業利益率
- 16.9%
- 純利益率
- 11.8%
- ROE
- 54.8%
- ROIC
- 24.9%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $203M
- フリーCF
- $149M
- 営業CFマージン
- 11.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $17M
- 配当性向
- 8.3%
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