
ATNM
Actinium Pharmaceuticals多くの競合がPSMAという目印に集まるなか、ATNM-400はそれ以外の抗原を狙う。前立腺がんに加え、非小細胞肺がんや乳がんでも前臨床の反応を確かめている。
承認薬はまだなく、収入より開発費が先に出ていく段階にある。柱は固形がん向けのATNM-400とActimab-A、そして移植や細胞治療の前処置に使うIomab-BとIomab-ACTの二系統。将来の収入は、承認後の薬の売上か、大手との提携で受け取る一時金になる。
後期試験で効き目を示せなければ、その候補は振り出しに戻る。承認まで年月がかかる間、資金は増資と提携金でつなぐしかない。自前の製造設備の建設が遅れれば、供給が開発の足かせになる。
国立がん研究所との共同研究契約を使い、白血病向けの開発費を自社で抱え込まずに進める。提携相手には資金と設備を求めつつ、販売の取り分は手放さない姿勢を掲げる。
臨床試験で効き目と安全性を示せるかどうかが最大の分かれ目になる。あわせて、アクチニウム225のような放射性同位体を必要な量だけ確保できるかが開発の速さを決める。
この会社をどう読むか
放射線でがんを叩く発想そのものは古いが、Actiniumが作るのは体の外から浴びせる放射線ではない。がんの目印に付く抗体に放射性物質を載せ、細胞のすぐ隣で照射させる薬だ。
この方式が商売になることは、ノバルティスのPluvictoが2025年に約$2Bを売り上げて示した。ただしActinium自身は承認薬をまだ一つも持たない。PSMA以外の目印を狙う候補で、その追い風をつかめるかどうかを試験結果が決める。
バランスシート (要約)
資産 $52M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $8M(15%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$48M
- 他の流動資産$1M
- 固定資産$2M
- 流動負債$8M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $90K
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −432.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$25M
- フリーCF
- −$25M
- 営業CFマージン
- −27311.1%
- 現金ランウェイ
- 約2年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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