
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
既存の半導体の製造の工程に、後から組み込める独自の材料の技術という主張が最大の特徴。これを持つ独立した会社は、ほかにない。半導体の次の世代への移行の中で、選ばれれば大きな価値を生むという、選択肢としての価値を持つ。一般の半導体の会社とは異なる、後から組み込める材料の技術を許諾する、商業化前の超小型の会社の立ち位置にいる。
半導体の基板に、原子レベルの酸素を含む薄い膜を挿入して、トランジスタの特性を改善する独自の材料の技術を開発し、許諾するのが事業の柱。既存の半導体の製造の工程に、後から組み込める「差し込む」形を取り、しきい値の電圧の制御や、漏れる電流の削減、動作の速度の向上を実現すると主張する。主な相手は半導体の製造の大手で、まだ売上はほぼなく、技術の検証の収入が中心。許諾の契約の締結と、商業の量産が本番になる。許諾の収入で、いずれ稼ぐ構造を描く。
主な製造の大手との商業の契約の成立が、遅れたり失敗する弱点を抱える。技術によるトランジスタの性能の優位が、検証されないこともある。半導体のトランジスタの構造の進化が進めば、この技術の差別化が消える恐れもある。特許を巡る訴訟もありうる。長く赤字が続き、株価が一定の水準を割れば、上場の維持の基準を満たせなくなる。
配当を出さず、特許と技術の開発への長期の投資に集中する、科学を主導とする経営。商業化の不確かさを長年抱える。半導体の次の世代で使われるかもしれないという、てこの効いた賭けの性格を持つ。長く続く赤字と資金繰り、そして技術の検証の長い忍耐が、運営の肝になっている。製造の大手との契約の成立が、将来の価値を大きく左右する。
製造大手との契約と、商業の量産、特許に依存する。半導体の製造の大手との共同の開発の契約を締結できるか、商業の量産の承認を得られるか、特許の体系が強固か、そして承認までの開発を支える資金を確保できるかが、業績を左右する大きな前提になる。次の世代の半導体への移行の中で、この技術が選ばれるかが鍵になる。
資産 $21M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $18M(87%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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