AUID
authID生体データを一切保存しない設計で、外部機関CSIROの検証により誤認率1:10億・拒否率0.3%という精度が確認されている。2025年以降は、人が起動したAIエージェントに起動者の生体認証を紐づけるauthID Mandateも打ち出した。
口座開設時の本人確認と、ログインや取引ごとの認証を、クラウドの利用料として企業に売る。中核のPrivacyKeyは顔画像を公開鍵と秘密鍵の組に変え、公開鍵だけを残して秘密鍵は認証直後に消す。
同じ領域には資金力のある大手が数多く、価格でも技術でも押し返される。生体情報を扱う以上、各国のプライバシー規制の変更も直撃する。売上規模が小さく、資金は新株発行に頼る局面が続いている。
限られた資金をPrivacyKeyの精度向上と、AIエージェント向け認証の新規開発に振り分けている。少人数の営業体制で、金融機関の大口契約を狙う。
ディープフェイクやなりすましの被害がどこまで広がるかと、規制の厳しい業界がどれだけ採用するかで売上が動く。契約が少数の大口に偏るため、一件の増減が決算に響きやすい。
この会社をどう読むか
顔認証の会社と聞けば、顔の画像をどこかのサーバーに溜め込む姿を想像するかもしれない。authIDが選んだのは逆の設計で、撮った顔をその場で公開鍵と秘密鍵の組に変換し、公開鍵だけを残して秘密鍵は認証が終わった瞬間に消す。
手元に生体データが残らないので、漏れる情報そのものが存在しない。この不便さを売り文句にして銀行に食い込む戦略で、外部機関CSIROの検証では誤認率1:10億という精度が確認された。加えて2025年以降は、人が起動したAIエージェントに起動者本人の生体認証を紐づけるauthID Mandateにも賭けている。
バランスシート (要約)
資産 $10M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $9M(86%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$5M
- 他の流動資産$1M
- 固定資産$4M
- 流動負債$1M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2M
- 売上成長率
- 130.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −889.6%
- 純利益率
- −878.8%
- ROE
- −207.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$15M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −734.6%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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