Aura Biosciences は、ウイルスに似た粒子に色素を結びつけ、光を当ててがん細胞を壊す独自の治療を開発する臨床段階のバイオだ。
最大の特徴は、ウイルスに似た粒子に光で活性化する色素を結びつけてがんを壊すという独自の新しい種類の仕組みと、放射線の治療や眼球の摘出しか選択肢のなかった目のまれながんという領域で先行する点、市場の大きな膀胱のがんへの拡大の狙いにある。一方で目のまれながんの後期の試験の失敗が最大の弱点で、目のがんの小さな市場、膀胱のがんでの出遅れ、資金繰りと希薄化、一つの技術への集中も弱みになる。AURA を読むときは、臨床試験の結果と目のがんの採用、競合を軸に見るとよい。
