AUST
Austin Gold周囲にはあわせて7,000万オンス超の金鉱山が並ぶのに、ケリークリーク盆地の内側だけは調査が進んでいない。岩盤が新しい火山岩と堆積物に厚く覆われているためで、その覆いの下を狙うのがこの会社の賭けになる。
バンクーバーに本社を置き、米国の子会社を通じてネバダ州ケリークリークとオレゴン州ストッケードマウンテンで金の鉱脈を探す。売る商品はなく、有望な鉱区に育てて自ら開発するか、大手に権益を譲るかでしか報われない。
どの鉱区も、まだ資源量が確認された鉱床とは呼べない段階にある。2022年のケリークリークの試掘では地下水が大量に湧いて目標の深さに届かず、掘ること自体の難しさも表に出た。
2023年には合弁相手に通知して鉱区の約6割を返上し、狙う範囲を絞り直した。借入を抱えず増資でつなぐため株数は増えていくが、資金切れで掘削が止まる事態は避けやすい。
ケリークリークは合弁相手との契約で、探鉱費を積み増すごとに最大7割まで権益を得られる形になっている。掘削を続ける資金は増資頼みで、株を出せる相場かどうかが作業の速さを決める。
この会社をどう読むか
ネバダの金鉱地帯を地図で見ると、大鉱山がぐるりと囲むのに真ん中だけ白いままの一角がある。Austin Goldが権益を追いかけているケリークリーク盆地は、そこにあたる。
岩盤が新しい火山岩と川の堆積物に覆われ、川沿いには湿地の保全区域もかかるため、誰も本気で掘ってこなかった土地だ。産出も収入もゼロのこの会社では、その覆いの下に鉱脈があるかどうかだけが、株価の中身になっている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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