配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
中国で承認・販売に成功した薬を、逆に米国や欧州へ持ち込んで再開発するという、珍しい向きの権利の導入が最大の特徴。先行する大手の標準薬が独占する肺がんの市場へ、第三世代の飲み薬で挑む挑戦者になる。中国の製薬会社との提携を背に、海外での承認を目指す臨床バイオの立ち位置にいる。
特定の遺伝子の変異を持つ肺がんを狙う飲み薬を開発するのが事業の柱。自前で一から作るのではなく、中国の製薬会社がすでに中国で承認・販売しているこの薬の、米国や欧州、日本での権利を導入して開発する。先行する大手の標準薬と直接比べる後期の試験を進める。承認薬はまだ海外にはなく、当面は資金調達で試験と承認の準備を進める段階の構造になっている。
後期の試験で、先行する大手の標準薬に対して明確な優位を示せなければ、価値が大きく傷む最大の弱点を抱える。当局の承認の遅れや拒否も痛手になる。肺がんの分野は、大手が次々と次世代の併用の治療を投入し、市場を奪われる恐れがある。効く範囲が特定の変異に限られる可能性もある。承認までの赤字が続き、増資で持ち分が薄まる。
配当を出さず、後期の試験の結果を待ちながら、米国での承認と販売の準備を進める経営。権利を導入した中国の製薬会社との長期の提携が、資金繰りの一部を支える。先行する大手の標準薬への挑戦という一点に資源を絞り、後期の試験の節目で価値を高めていく方針が特徴になっている。
後期試験と、大手薬との差、資金繰りに依存する。先行する大手の標準薬と直接比べる後期の試験で、明確な優位を示せるか、当局の承認を得て米国で販売を立ち上げられるか、権利を導入した中国の製薬会社との提携が続くか、そして承認までの赤字を資金で支えられるかが、株価を左右する大きな前提になる。
資産 $333M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $307M(92%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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