まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
大手が手をつけにくい、的を絞ったニッチな農薬を扱い、撤退した農薬の権利を引き継ぐ点と、精密に散布する技術への投資が最大の特徴。総合の巨大な農薬の大手とは異なる、ニッチな農薬に特化した小型の化学の会社の立ち位置にいる。
作物を守る、的を絞った農薬を作って売るのが事業の柱。虫を殺す薬や、雑草を抑える薬、菌を防ぐ薬、土を消毒する薬といった、大手が手をつけにくいニッチな農薬を、世界の農家や流通に売る。大手が撤退した古くからの農薬の権利を引き継ぐことも多い。さらに、必要な場所にだけ農薬を精密に散布する技術にも投資する。これらのニッチな農薬の販売で稼ぐ構造になっている。
扱う古い農薬が、各国の規制で使用を禁じられる弱点を抱える。農業の景気は天候や作物の価格に左右され、需要が振れる。近年は、会計や在庫の問題で業績と信頼が揺らぎ、立て直しの途上にある。規模に勝る農薬の大手や、安い後発の薬との争奪もある。精密に散布する技術への投資が、実を結ぶまで時間がかかる。負債の重さもある。
配当を出さず、経営の立て直しと精密な散布の技術への投資を優先する経営。現在の経営者が率いる。ニッチな農薬の製造と、規制への対応、会計や在庫の問題を経た立て直し、精密な散布の技術の普及を進める。ニッチな農薬への特化と、経営の立て直しが、運営の中核になっている。
農業の景気と、規制、経営の立て直しに依存する。作物の価格や作付けが活発で農薬の需要が保たれるか、扱う農薬が各国の規制で使い続けられるか、精密に散布する技術が普及するか、そして近年の会計や在庫の問題を経た経営の立て直しを進められるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $597M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $192M(32%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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