
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
七十年を超える連続増配という、米国の全上場企業でも最長級の記録が最大の強み。水道という究極の必需と、軍基地の五十年契約という国の信用が収益を支える。配当の聖杯と呼ばれる安定の代名詞の立ち位置にいる。
カリフォルニア州の地域で家庭と企業に水を供給する、規制料金の収入が収益の柱。水道管と浄水への投資に州が認める利回りを上乗せして回収する。第二の柱は軍基地の水道網を五十年契約で運営する事業で、全米の基地に広がる。電力の小さな事業も持つ。規制と長期契約の二重の安定で稼ぐ構造になっている。
金利の上昇は、安定配当株の評価をじわじわ削る。カリフォルニアの干ばつと山火事は水源と設備の費用を押し上げる。料金認可の遅れや削減は投資回収を鈍らせる。成長は規制の枠内に限られ、割高な評価は失望に敏感になる。
連続増配の記録を守ることを軸に、水道管の更新投資を着実に積む経営。軍基地契約の入札で規制外の成長を足す。財務の健全さと規制当局との関係を最優先する方針が特徴になっている。
州の料金認可と、基地契約の獲得、金利に依存する。水道への投資と料金改定を規制当局が認め続けるか、軍基地の民営化契約を新たに取れるか、干ばつと水源の規制が供給コストを圧迫しすぎないか、そして金利が配当株の評価を抑えすぎないかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1B(39%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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