景気敏感な事業で、配当も出す会社
業務用照明という分野で高いシェアと幅広い品ぞろえを持ち、加えて照明・空調を制御して省エネを実現する仕組みを併せ持つ点が強み。単なる照明器具から、建物の効率化を支える制御システムへと付加価値を高めてきた。省エネ規制やLED化、建物の賢い管理という流れを取り込める立ち位置にいる。
オフィスや工場、店舗、屋外向けの業務用照明器具の販売が収益の柱。これに、照明や空調を自動で制御して省エネを実現する建物管理の仕組みが加わる。LED照明への切り替えや、建物のエネルギー効率化の需要を取り込む。照明器具の販売と、制御システムやソフトを組み合わせ、建物の明かりと効率を支えて稼ぐ構造になっている。
景気後退で商業施設や産業の建設・改修が冷えると、照明器具の需要が落ち込む。LED化が一巡すると、買い替え需要が鈍る懸念もある。原材料費の上昇を価格に転嫁しきれない局面や、競合との価格競争、安価な輸入品との競争も、収益の重しになりうる。建設需要の波に業績が左右される。
配当を出しつつ、制御システムなど付加価値の高い製品への注力と、効率的な生産、買収による事業拡大に力を入れる経営。照明器具の高いシェアを土台に、省エネや建物制御という付加価値へ軸足を移し、建設需要の波を制御システムの成長で和らげながら稼ぐ方針が特徴になっている。
商業施設や産業の建設・改修と、照明の更新需要、省エネへの投資に依存する。新築や改修で照明器具の需要が増えるか、LED化や省エネ規制が更新を促すか、制御システムなど付加価値の高い製品を伸ばせるか、そして原材料費を価格に転嫁できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $4.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.7B(57%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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