まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
皮膚に元からすむ菌を遺伝子で改変し、肌の上で足りないタンパク質を作らせるという、生きた菌そのものを薬にする独自の手立てが最大の特徴。飲み薬や注射、従来の遺伝子の治療とは仕組みが違う。皮膚の常在菌を改変して薬を届ける生菌の治療を開発する超小型のバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬を持たず、生きた菌を使う治療を開発する臨床段階のバイオで、収入はない。皮膚にはもともと無害な菌が普通にすんでいる。その菌を遺伝子で改変し、肌の上で薬の役目をするタンパク質を作らせる、生きた菌そのものを薬として使う独自の手立てを持つ。看板の候補は、生まれつき肌を守るタンパク質が足りない希少な皮膚の病に向けたもので、初期の試験を進める。承認後の薬の売上で、いずれ稼ぐ構造を描く。それまでは増資で開発を続ける。
試験で効き目を示せなかったり、遺伝子を改変した菌の安全への懸念で承認が難しくなったりする弱点を抱える。狙う希少な皮膚の病は患者の数が限られ、市場の規模が小さい。生きた菌を量産するのは難しく、製造の壁も高い。塗り薬や別の遺伝子の治療との競争もある。承認までの道のりが長く赤字が続く。現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まり、上場の維持も危うい。
配当を出さず、看板の候補の試験と承認の取得を優先する経営。現在の経営者が率いる。看板の候補の初期から中期の試験の遂行と、承認の取得、増資による資金繰りの管理、承認後の販売を提携に委ねる準備を進める。生きた菌を使う独自の手立てへの集中が、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、希少な病の市場、資金繰りに依存する。看板の候補が初期から中期の試験で効き目と安全性を示せるか、遺伝子を改変した菌の安全への懸念を晴らせるか、患者の少ない希少な病で採算に乗せられるか、そして長い開発のあいだ増資で資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $5M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4M(76%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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