まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
旅客機を作れるのは世界で実質二社だけという寡占の一角で、潤沢な受注残を抱える点が強み。一度採用された機体は長く使われ、整備・部品で継続的に稼げる息の長い事業基盤を持つ。
旅客機の製造・販売が収益の柱で、これに防衛・宇宙関連の事業が加わる。機体を納めた後の整備・部品も継続収入になる。受注から納入まで時間がかかり、いかに安定して機体を作って引き渡せるかが収益を左右する構造になっている。
品質問題や事故が起きると、生産停止や信頼低下で納入が滞り、資金繰りが悪化する。航空需要が冷えたり、部品供給網が混乱したりすると、ただでさえ遅れる生産がさらに止まるリスクがある。
相次ぐ品質問題を受け、配当を止めてでも安全と生産体制の立て直しを最優先にする再建モード。生産ペースの安定と規制当局の信頼回復に経営資源を集中させ、財務の改善を図っている。
世界の航空旅客の需要と、航空会社の機材投資に依存する。何より、品質と安全を確保しながら生産ペースを安定させられるか、規制当局の信頼を取り戻せるかが、再建の前提になる。
資産 $168.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5.5B(3%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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