まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
大手の巨大なホテル・カジノとは異なり、地方の堅実な客層を持つカジノを中心に据え、そこにネットの賭博を組み合わせる点が最大の特徴。野球場に隣接するラスベガスの大型開発という差別化の計画も持つ。地方のカジノの安定とネットの成長を組み合わせる、中堅のカジノ会社の立ち位置にいる。
ギャンブルとそれに伴う娯楽で稼ぐのが事業の柱。柱は三つで、米国各地で地方の客層を相手にするカジノやリゾートの運営、欧州を中心としたネットのカジノやビンゴ、そして米国でのネットのスポーツ賭博やカジノからなる。地方のカジノが安定した客層を持つ。ラスベガスでは、大型のホテルとカジノを建設中。大株主との長い関係を持つ。賭博と娯楽の売上で稼ぐ構造になっている。
景気後退で娯楽への裁量の支出が減れば、カジノの客足が細る弱点を抱える。ラスベガスの大型開発は、予算の超過や工期の遅れの恐れがある。ネットの賭博の事業は、立ち上がりに時間と費用がかかる。多くの借金を抱え、金利の負担が重い。大手のカジノとの競争や、州ごとの規制の不確実性も逆風になる。賭博への社会の逆風もある。
配当を出さず、現金を借金の返済と、ラスベガスの大型開発の実行に充てる経営。地方のカジノの安定した収益を土台に、ネットの賭博という成長分野と、大型開発という賭けの両方に挑む。借金を積極的に使う経営ゆえ、その管理と、開発の実行力が問われる方針が特徴になっている。
娯楽の支出と、ネット賭博の規制、大型開発に依存する。消費者の娯楽への支出が活発でカジノに客が訪れるか、州ごとに広がるネットの賭博の規制が事業を後押しするか、ラスベガスの大型のホテルとカジノの建設を予定どおり進められるか、そして重い借金を管理できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $11.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $995M(9%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約4年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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