配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
生コンクリートの圧送という、コンクリートを供給する大手が手を出さない専門のサービスに特化し、米英で最大手という地位を持つ点が最大の特徴。米英に百を超える拠点の網と、コンクリートを洗った水を再生する環境への対応のサービスを持つ。コンクリートの供給の大手とは異なる、圧送という縁の下のサービスに特化した中堅の会社の立ち位置にいる。
建設現場で、生コンクリートを高い所や遠い所まで送り届けるポンプ車のサービスを提供するのが事業の柱。建設会社やコンクリートの工場に向けて、運転手付きのポンプ車を貸し出す形で、住宅や商業、インフラの現場に生コンクリートを圧送する。米国と英国に多数の拠点を持ち、それぞれの看板のブランドで運営する。コンクリートを洗った水を再生するサービスも手がける。圧送のサービスの料金で稼ぐ構造になっている。
住宅市場の長期の低迷や、商業の建設の停滞は、圧送の需要を細らせる弱点になる。専用のポンプ車を運転する免許を持つ運転手の不足は、稼働を落とす。コンクリートを供給する大手が、自前で圧送のサービスを取り込めば、競合になる。地域ごとに買収で広げる同業との価格の競争もある。インフラの予算の削減や、買収で膨らむ借入も逆風になる。
配当を出さず、現金を米英での市場のシェアの拡大と、選んだ小規模な同業の買収、ポンプ車への投資に充てる経営。圧送という専門のニッチに特化し、米英の百を超える拠点の網による規模を生かす。配当より事業の拡張と機材への投資を優先し、買収で地域のカバーを広げる方針が特徴になっている。
建設の活況と、運転手の確保、インフラ投資に依存する。米国や英国の建設、とりわけ住宅の着工や商業の建設、インフラの投資が活発で圧送の需要が続くか、運転手を確保してポンプ車の稼働を保てるか、燃料や人件費を抑えられるか、そして選んだ同業の買収で拠点を広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $880M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $265M(30%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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