配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
対等な合併で一気に規模を得て、ニューイングランドとニューヨークという富裕層の多い地域に厚い地盤を築いた点が最大の強み。融資に加えて富裕層向けの資産運用を併せ持ち、金利に頼りすぎない収益を組み込む。地域に根ざす老舗の信頼を二つ束ねた地銀の立ち位置にいる。
ニューイングランドとニューヨークで集めた預金を、地元の企業や個人に貸し出す利ざやが収益の柱。商業向けの融資と商業用不動産、住宅ローンが中心になる。富裕層向けの資産運用の手数料も加わる。対等な合併で総資産が二百億ドルを超える規模になり、地縁の深い預金を元手に、堅実な融資と資産運用で稼ぐ構造になっている。
合併直後は、文化や仕組みの統合がつまずくと費用がかさみ顧客が離れる。景気後退で地元企業の貸し倒れが増えると利益が傷む。商業用不動産への融資は空室率の上昇局面で重荷になる。金利の急変は利ざやと保有する債券の評価を揺らし、株式相場の下落は資産運用の手数料を細らせる。
配当を続けながら、合併した二行の統合を最優先に進める経営。融資の規律と経費の管理を保ち、重複を整理して効率を高める。富裕層向けの資産運用を育てて、金利に左右されにくい収益を厚くする方針が特徴になっている。
地域経済と、合併の統合、金利水準に依存する。ニューイングランドとニューヨークの企業と家計が借入を続けるか、二つの銀行の顧客と人材を逃さず一つにまとめられるか、金利の変動を利ざやの管理でこなせるか、そして商業用不動産向け融資の質を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $23.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.5B(11%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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