景気敏感な事業で、配当も出す会社
客が自分でぬいぐるみを作るという体験を売りにする、独特の事業の形が最大の特徴。おもちゃのメーカーや、伝統的なおもちゃの小売とは異なる。感染症の後は、子供向けにとどまらず、大人向けや、人気のキャラクターと組んだ商品、体験の要素の強化へと広げる柔軟さも持つ。一般のおもちゃの小売とは異なる、自分で作る体験というニッチに特化した小型の小売の立ち位置にいる。
客が自分でぬいぐるみを作る体験を提供する店舗を運営するのが事業の柱。商業施設の中に店を構え、中身を詰めて自分だけのぬいぐるみを作るという体験を売る。これに加え、自社のネット通販や、映画や人気のキャラクターと組んだ商品、提携の店舗での販売も収益になる。「作る」という体験が、ほかのおもちゃの小売とは異なる売りになる。感染症の後は、子供向けにとどまらず大人向けへも広げた。これらの店舗とネットの販売で稼ぐ構造になっている。
商業施設の業界の長期の低迷で、店舗の集客が落ちる弱点を抱える。少子化や、デジタルのおもちゃへの移行で、子供向けのおもちゃの市場が縮む恐れもある。人気のキャラクターと組む契約の条件が悪化することもある。感染症の後の復活の効果が一巡した後、利益率が下がる恐れもある。巨大なネット通販の大手との競争も逆風になる。
配当を出す経営。現在の経営者が率い、感染症の後の事業の立て直しを成し遂げた。店舗の閉鎖と、人気のキャラクターと組む事業の拡大を両輪で進める。配当は近年始め、自社株買いも続ける。感染症の後の利益の改善と、大人向けの市場への拡大という実績を生かし、規律ある運営を進める方針が特徴になっている。
家計の支出と、商業施設の集客、人気のキャラクターに依存する。米国や海外の家計の支出が保たれるか、店舗の多くが入る商業施設の集客の力が続くか、人気のキャラクターと組む契約を保てるか、そして観光地の店舗の観光客の需要が続くかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $345M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $155M(45%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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