BCBP
BCB Bancorpニューヨーク都市圏の集合住宅への融資に特化した中小型の地方銀行という点が最大の特徴。経営に行き詰まった、あるいは破綻した同じ市場の大手と同じ集合住宅の融資の市場で、ニッチの担い手として立つ。長く連続して配当を続けてきた。一般の地方銀行とは異なる、ニュージャージーと都市圏の集合住宅への融資に特化した小型の商業銀行の立ち位置にいる。
ニュージャージー州の北部と、ニューヨーク州で、預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。中心は、事業向けの融資や、商業用の不動産、そして集合住宅への融資で、とりわけニュージャージーとニューヨークの集合住宅への融資に強みを持つ。消費者向けの比率は低い、企業に重心を置いた構成を取る。約三十の支店を構える。長く連続して配当を続けてきた。集めた預金と貸出の金利差で稼ぐ構造になっている。
ニューヨーク都市圏の集合住宅で、家賃の上昇を制限する規制が強まれば、融資の質が悪化する弱点になる。商業用の不動産の悪化もある。ある大手の地方銀行の信用不安の後、都市圏の集合住宅への融資の分野そのものへの逆風もある。預金の流出も起こりうる。金利の急な変動も利ざやを圧迫する。
配当を長く続けながら、保守的な与信の規律と地域への密着で、長く独立を保つ中小型の地方銀行の経営。集合住宅の融資の市場の逆風を、慎重に管理する。地味な独立系の地方銀行だが、都市圏の集合住宅の市場の変化に業績が左右される。集合住宅の融資の市況の管理が、運営の中核になっている。
都市圏の経済と、集合住宅、商業用不動産に依存する。ニュージャージーやニューヨークの都市圏の経済が保たれるか、地盤とする集合住宅の市場、とりわけ家賃が規制された住宅への融資の質が保たれるか、商業用の不動産が健全か、そして金利の水準が利ざやに有利に働くかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $304M(9%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$277M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −4.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $36M
- フリーCF
- $35M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $11M
- 配当性向
- —
BCBP の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…