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Flanigan's Enterprises全国展開を追わずフロリダに留まり、飲食と酒販という免許の要る商売を二つ束ねて回している点が独特。経営陣は2002年前後から入れ替わっておらず、上場企業としては異例に顔ぶれが動かない。
売上はレストランと酒類専門店の二本立てで立つ。海鮮を看板にした店で飲食の客単価を稼ぎ、酒販の店では持ち帰りの酒を売る、性質の違う商売を同じ会社が抱えている。
食材費と人件費の上昇を客単価に転嫁しきれなければ、薄い利ざやはすぐ削れる。店舗数が少ないぶん、火災やハリケーンで一店が止まるだけでその期の売上がまとまって欠ける。
会長兼社長兼CEOのJames Flanigan氏が2002年から戦略の設計者を務め、COOやCFOも同じ時期から在任する固定した体制をとる。新規出店は既存商圏での建て替えや置き換えが中心で、規模を追わない。
店舗がフロリダに集まっているため、その地域の外食需要と人件費の水準が収益を決める。州の最低賃金は毎年引き上げが続いており、チップ控除と合わせた人件費の設計が採算の分かれ目になる。
この会社をどう読むか
Flanigan's Enterprisesという外食チェーンの名前の裏にあるのは、飲食店と酒類小売という、それぞれ別の免許が要る二つの商売だ。
店舗はフロリダに集まり、州の最低賃金が毎年上がっていく環境で薄い利ざやを守り続けている。経営陣は2002年前後から動いておらず、James Flanigan氏が会長兼社長兼CEOとして戦略を握ったまま20年以上が過ぎた。人も地域も動かないぶん、地元の景気と天候がそのまま数字に出る会社である。
バランスシート (要約)
資産 $141M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $65M(46%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$20M
- 他の流動資産$10M
- 固定資産$110M
- 流動負債$18M
- 長期借入金$19M
- 短期借入金$1M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $205M
- 売上成長率
- 9.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 4.3%
- 純利益率
- 2.5%
- ROE
- 7.7%
- ROIC
- 8.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $11M
- フリーCF
- $5M
- 営業CFマージン
- 5.1%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $1M
- 配当性向
- 20.3%
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