まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
塩基編集という発明の本家であり、特許と科学者の蓄積で技術の中心に立つ点が最大の強み。切らない編集は安全性の要求が厳しい病気ほど効いてくる。一文字の修正で病気の根を断つという、遺伝子医療の次の章の旗手の立ち位置にいる。
まだ製品の売上はなく、開発中の塩基編集治療の価値が株価の裏付けになっている。技術は遺伝子を切断せず一文字だけ置き換えるもので、切る方式より安全とされる。先頭は鎌状赤血球症と肝臓の希少病で、体内に直接届ける方式の治療も進む。大手との提携収入を支えに、承認と提携で開発費を回収する構造を目指している。
遺伝子編集の想定外の影響は、一例の事故でも分野全体を凍らせる。先行の治療や競合の編集技術との開発競争は激しい。希少病の市場は小さく、商業化の重さが利益を遅らせる。売上のない開発の宿命として希薄化も続く。
配当はなく、資金を先頭候補の試験と体内投与の技術開発に投じる開発専業の経営。提携で資金と検証を取り込み、候補の取捨選択を進める。厚い手元資金で長期戦に備える方針が特徴になっている。
臨床試験の進展と、体内投与の実証、資金の持ちに依存する。先頭候補の試験が安全と効果を示し続けるか、体内に直接届ける編集が実証されるか、先行する切断型の治療に利便性で勝てるか、そして厚い手元資金が成果まで持つかが、企業価値を左右する大きな前提になる。
資産 $1.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(84%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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