
BETA
Beta Technologies滑走路を使う固定翼と、垂直に離着陸する機体の二つを同時に開発する点が最大の特徴。垂直離着陸だけを手がける競合と異なり、航続や積載で勝る固定翼も持ち、宅配などの貨物にも応えられる柔軟さがある。さらに自前の充電の拠点の網と組み合わせ、機体と基盤を一体で提供する、電動航空機の新興の立ち位置にいる。
化石燃料ではなく電池で飛ぶ航空機を開発する新興。まだ本格的な売上はなく、当面は調達した資金で開発と認証を進める段階にある。開発するのは、滑走路を使う固定翼の機体と、ヘリコプターのように垂直に離着陸する機体の二つ。貨物や旅客、軍向けを狙い、当局の型式の承認を目指す。あわせて、電動機向けの充電の拠点の網も整える。いずれ機体の販売と充電網で稼ぐ構造を描く。
新しい区分の航空機ゆえ、当局の型式の承認には高い壁があり、その遅れが計画を狂わせる最大の弱点になる。垂直離着陸の機体では、先行する競合に市場を取られる恐れもある。電池の性能の進化が遅れれば、航続や積載が実用に届かない。本格生産までは売上が乏しく赤字が続き、増資で持ち分が薄まる。成果次第で株価が大きく振れる。
配当を出さず、調達した資金を機体の製造の体制と、当局の承認の取得に集中投下する経営。創業者が率い、固定翼と垂直離着陸の二機種と充電網を一体で整える。宅配大手や航空会社、軍との選んだ契約で長期の収益の土台を築きつつ、本格生産までの長い赤字を資金調達でつなぐ方針が特徴になっている。
当局の承認と、量産、発注の継続に依存する。新しい区分の航空機に対する当局の型式の承認を予定どおり得られるか、機体を量産できる体制を築けるか、宅配大手や航空会社、軍からの先行の発注が続くか、そして本格生産までの長い赤字を資金調達で支えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $2.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.8B(86%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$1.7B
- 他の流動資産$29M
- 固定資産$367M
- 流動負債$76M
- 長期借入金$180M
- 短期借入金$6M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $36M
- 売上成長率
- 136.0%
- 粗利率
- 72.2%
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −41.0%
- ROIC
- −14.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$268M
- フリーCF
- −$313M
- 営業CFマージン
- −751.9%
- 現金ランウェイ
- 約5年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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