まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
人工知能を掲げた、ネット上で完結する住宅ローンの仕組みを自負する点が特徴だが、実態は従来の住宅ローンの貸し手と大きくは変わらないという見方もある。巨額の出資を受けて上場した経歴を持つ。独自の仕組みの技術の優位は、まだ十分に証明されていない。巨大なネットの住宅ローンの大手とは異なる、上場後に大きく縮小した立て直し途上の小型の会社の立ち位置にいる。
ネット上で完結する住宅ローンの組成を手がけるのが事業の柱。自社の独自の仕組みを使い、住宅ローンの申し込みから承認、契約までを短くすることを売りにする。標準的な住宅ローンや、借り換え、住宅を担保にした融資を扱う。これに加え、住宅の保険の代理や、権利の保険、不動産の仲介の紹介といった周辺のサービスも手がける。巨額の出資を受けて上場したが、金利の高騰と組成の件数の激減で、大きく縮小した。住宅ローンの組成で稼ぐ構造になっている。
住宅ローンの金利の高止まりが続けば、組成の件数が低迷する弱点を抱える。赤字が続いて資金が尽きる恐れもある。出資者が追加の資金を拒むこともある。株価が一定の水準を割れば、上場の維持の基準を満たせなくなる恐れもある。巨大なネットの住宅ローンの大手との規模の差が縮まらないこともある。経営者を巡る論争も付きまとう。
配当を出さず、事業の再編と費用の削減で生き残りを図る、縮小しながら均衡を探す経営。経営者は、過去の大量の解雇などで論争を呼んだ人物として知られる。住宅市場の回復を待つ、耐える局面にある。事業の継続と、立て直しの両立が、常に運営の課題になっている。
住宅ローンの金利と、住宅市場、資金繰りに依存する。米国の住宅ローンの金利が下がって組成や借り換えの需要が戻るか、住宅市場の活動が回復するか、独自の仕組みの採算が成り立つか、そして赤字が続く中で出資者の追加の支援を含む資金を確保できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $37M(2%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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