まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
マレーシアを拠点に、工業用の化学品の流通という安定した稼ぎ手と、血液から病を早く見つける遺伝子の検査という将来の賭けを、併せ持つ異質な構造が最大の特徴。一つの事業に絞る会社とは異なる、化学品の流通と遺伝子の検査を併せ持つ超小型の会社の立ち位置にいる。
異質な二つの事業で成り立つ。柱の収入は、マレーシアや近隣の東南アジアで、工業や医療、自動車、電子の産業に向けて、化学の原料を仕入れて売る流通の事業だ。これに加え、血液の中の遺伝の物質の変化を調べ、がんなどの病を早く見つける、体に負担の少ない検査の技術を開発する事業を持つ。診断の事業を将来の柱に育てようとする。米国の法人の形を取るが、事業の実態は東南アジアにある。これらの化学品の流通と遺伝子の検査で稼ぐ構造になっている。
化学品の流通は利ざやが薄く、産業の景気や原料の価格に左右される弱点を抱える。遺伝子の検査の事業は、まだ商業化の途上で、収入の柱になるか不透明だ。東南アジアを拠点に米国へ上場する構造は、規制や情報の開示の面で見えにくさがある。異質な二つの事業の関係が薄く、強みが分散する。小さな会社ゆえ、診断の開発の資金も限られる。提携の相手の動向にも左右される。
配当を出さず、化学品の流通で稼ぎつつ診断の事業に投資する経営。現在の経営者が率いる。工業用の化学品の流通と、遺伝子の検査の事業化、提携の活用、東南アジアを拠点とする事業の管理を進める。化学品の流通と遺伝子の検査の両立が、運営の中核になっている。
化学品の流通と、診断の事業化、東南アジアの事業環境に依存する。東南アジアの産業向けの化学品の流通の需要が保たれるか、遺伝子の検査の事業を診断として商業化できるか、東南アジアを拠点とする事業の環境が安定するか、そして異質な二つの事業を両立できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $9M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $9M(93%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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