配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
大手の食品の会社が売却した、小さいが認知度のあるブランドの集まりという独特の事業の形が最大の特徴。多数のブランドを束ねて運営する。かつては高い配当の利回りが魅力だった。ただし、買収を重ねる戦略は、重い借入と売上の縮小で行き詰まりつつある。一般の食品の会社とは異なる、成熟したブランドを買い集める立て直し期の小型の食品の会社の立ち位置にいる。
大手の食品の会社が売却した、成熟して成長の止まったブランドを安く買い取って運営するのが事業の柱。冷凍の野菜や、朝食のシリアル、調理油、メキシコ料理の素など、五十を超える数多くの食品のブランドを保有して売る。それぞれは規模が小さいが、一定の認知度を持つブランドの集まりとして運営する。買収を重ねて成長を図る戦略を取ってきた。これらの数多くの食品のブランドの販売で稼ぐ構造になっている。
保有する各ブランドのシェアの流出が最大の弱点になる。割安な自社の商標の商品の浸食の加速も逆風になる。重い借入の借り換えが難しくなることもある。食品の物価の上昇を、価格への転嫁で間に合わせられない恐れもある。買収による成長で、見込んだ相乗効果が出ないこともある。配当の維持が難しくなれば、減配の衝撃が走り、実際に過去にも大幅な減配があった。
配当を続けてきたが、過去に大幅な減配を実施し、現在は借入の削減と収益性の改善を最優先する立て直し期の経営。買収による成長の戦略が行き詰まり、保有するブランドの構成を整理する段階にある。各ブランドのシェアの維持と、借入の削減が、生き残りの条件になる。事業の売却や、さらなる減配のリスクも抱える運営になっている。
食品の消費と、各ブランドのシェア、借入に依存する。米国の食品の消費が保たれるか、保有する各ブランドが市場のシェアを守れるか、割安な自社の商標の商品との競争に耐えられるか、そして重い借入の負担を管理し、買収の戦略を続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。高い配当の利回りも、資金繰り次第で揺らぐ。
資産 $2.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $453M(16%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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