BHF
Brighthouse Financial簿価を大きく割り込む株価と、それを背景にした再編や身売りの思惑が常に語られる、資産価値型の銘柄である点が特徴になる。年金保険の販売力は業界上位で、退職資金の需要という長期の追い風を受ける。資本の解放が進めば見直される、忍耐型の立ち位置にいる。
株価指数に連動して増える年金保険の販売と、過去に売った巨大な契約群の運用益が収益の柱。主力は下落をある程度防ぎながら上昇に参加できる仕組みの年金で、退職を控えた世代に売れている。古い変額年金の保証契約の管理も続く。保険料と運用益から保証の費用を引いた差で稼ぐ構造になっている。
株価の急落と金利の急変は、保証の評価と規制資本を同時に直撃する。資本の余裕が細ると、看板だった自社株買いが止まる。古い変額年金の保証は市場の荒れで膨らむ宿命を持つ。複雑な会計は外部から実力を測りにくく、割安の放置が続く。
配当を出さず、資本の許す範囲で自社株買いを続ける経営。リスクの重い古い契約を再保険で外に出し、資本の安定を優先する。新型年金への商品の入れ替えで保証の重さを軽くする方針が特徴になっている。
市場環境と、資本規制の余裕、古い契約の管理に依存する。株式市場と金利の動きが保証の費用と資本の計算を左右し、規制資本の余裕が株主還元の自由度を決める。新型年金の販売が伸び続けるか、そして身売りや事業売却といった再編の観測が実るかも、株価を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $241.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6.8B(3%)。
自己資本が同業の中でも薄い。決算ごとの確認が必要
- 現金・現金同等物$5.4B
- 長期借入金$3.2B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $6.8B
- 売上成長率
- 43.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 6.4%
- ROE
- 6.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $259M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 3.8%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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