BHRB
Burke & Herbert Financial Services百七十年を超える、米国でも最古級の歴史を持つ地方銀行という信頼が最大の特徴。長く保守的な融資で生き残ってきた。最近の合併で規模を広げ、ワシントン近郊の有力な地方銀行になった。富裕層向けの資産運用も手がける。大手とは異なる、長い歴史と地域への密着を強みにする老舗の地方銀行の立ち位置にいる。
ワシントン近郊のバージニア州北部を中心に、個人や中小企業から預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。事業や住宅、商業用の不動産への融資に加え、信託や富裕層向けの資産運用も手がける。地元に密着した対面の関係を重んじる。最近、別の地方銀行と合併し、ウェストバージニアやケンタッキーなどへ地盤を広げた。集めた預金と貸出の金利差で稼ぐ構造になっている。
ワシントン近郊は連邦政府の契約に支えられるため、政府の予算の削減や効率化の動きが、地域の経済を冷やす弱点を抱える。商業用の不動産、とりわけオフィスの不振は、貸し倒れを増やす。合併した銀行の統合の費用が膨らむ恐れもある。預金の流出や、地方銀行の再編の圧力も逆風になる。金利の急な変動も利ざやを揺らす。
配当を続けながら、保守的な融資の方針を守る経営。合併で成長へ舵を切りつつも、地域に密着した文化を保つ。百七十年を超える歴史で培った信頼を生かし、ワシントン近郊の富裕層や政府の契約に関わる企業を地盤に、着実に預金と融資を伸ばす方針が特徴になっている。
地域経済と、合併の統合、金利に依存する。地盤とするワシントン近郊の、連邦政府の契約に支えられた地域の経済が保たれるか、合併した銀行をうまく束ねて相乗効果を出せるか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、そして商業用の不動産への融資が健全に保たれるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $7.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $855M(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$289M
- 短期借入金$450M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 13.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $108M
- フリーCF
- $96M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $34M
- 配当性向
- 28.9%
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