
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
片頭痛の薬で一度成功し、それを大手に巨額で売却した経営陣が、その資金を元手に再び挑む点が最大の特徴。豊富な現金を複数の候補に集中投下できる。筋肉が衰える難病の併用薬など、大手が手薄な領域も狙う。一度の成功を経た経営陣による、神経や希少疾患に挑む二度目のバイオの立ち位置にいる。
脳や神経に関わる病気と、希少な難病の新薬を開発するのが事業の柱。かつて片頭痛の薬で成功し、それを大手の製薬に巨額で売却した経営陣が、残った候補で新たに出直した経緯を持つ。今は、筋肉が衰える難病や、てんかん、パーキンソン病などを狙う複数の候補を、臨床段階で並行して進める。承認薬はまだ乏しく、当面は売却で得た現金で開発を進める段階の構造になっている。
主力の候補が試験で失敗すれば、価値が大きく傷む。承認薬が乏しいまま赤字が続き、豊富とはいえ現金は減り、いずれ増資で持ち分が薄まる。狙う難病には、すでに有力な薬を持つ大手の競合がおり、差を示せなければ埋もれる。複数の候補を並行して進めるため費用がかさむ。試験の結果一つで株価が大きく振れる不確実性も抱える。
配当を出さず、片頭痛薬の売却で得た豊富な現金を、複数の候補の臨床試験に充てる経営。一つに絞らず、複数のプログラムを並行して進める分散の手法を取る。一度の成功を経た経営陣のもとで、売却益を元手に短期の試験の節目を次々と迎え、価値を高めていく方針が特徴になっている。
主力候補の試験と、現金、競合に依存する。筋肉が衰える難病やてんかんを狙う主力の候補が試験で効き目と安全性を示せるか、片頭痛薬の売却で得た豊富な現金で承認まで開発を続けられるか、既存の治療や大手の候補との差を示せるか、そして複数の候補のいずれかが成果を出すかが、株価を左右する大きな前提になる。
資産 $451M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $52M(12%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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