配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
脳や神経の難病という、開発が難しく競合の少ない分野で長年築いた専門性が強み。この分野の知見と患者・医師との関係を持ち、認知症のような巨大な需要が見込める病気に挑める立ち位置にいる。成功すれば大きな成長が見込める素地を持つ。
多発性硬化症や脊髄性筋萎縮症といった、脳や神経の難しい病気を治療する薬の販売が収益の柱。長年この分野で築いた専門性を生かし、患者数は限られるが代えのきかない薬を提供する。近年は認知症の新薬など、新たな治療薬の販売を成長の柱に育てようとする構造になっている。
主力薬の特許が切れて安価な競合品が出ると、売上が大きく落ち込む。期待をかけた新薬が、効果や安全性への疑問、保険適用の壁で伸び悩むと、成長の道筋が崩れる。開発中の薬が試験で失敗することも、企業の価値を大きく揺さぶるリスクになる。
配当を出さず、稼いだ資金を新薬の研究開発と、有望な薬の導入・買収に振り向ける経営。特許切れで縮む主力薬を抱えながら、認知症など次の柱となる新薬へ資源を集中させ、成長の道筋を立て直そうとする方針が特徴になっている。
主力薬の売れ行きと、新薬の成否に依存する。特許切れで競合品が出る主力薬の落ち込みを、新薬でどれだけ補えるか、認知症などの新薬が患者と保険に受け入れられるか、そして開発中の薬が承認にたどり着けるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $29.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $18.3B(62%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…