事業は安定寄りだが財務に注意点が残る、どの型にも寄り切らない中間型
研究向けと臨床検査向けの両方に、機器と試薬を併せ持つ点が強み。機器を導入した顧客に試薬や消耗品が繰り返し売れる収益構造で、安定した継続収入を得られる。遺伝子やタンパク質を調べる分野で長年の実績と技術を持ち、研究と検査の現場に根づいた供給元としての立ち位置にいる。
生命科学の研究に使う機器や試薬と、病院・検査機関で血液などを調べる臨床検査の機器・試薬の販売が収益の柱。研究分野では、遺伝子やタンパク質を調べる装置と、実験に使う試薬を提供する。臨床分野では、検査装置と検査に使う試薬を売る。機器に加え、繰り返し使う試薬や消耗品が継続的に売れて稼ぐ構造になっている。
製薬会社や研究機関が予算を絞ると、研究向けの機器や試薬の販売が鈍る。装置の販売は研究投資の波を受けやすい。臨床検査の需要は比較的安定するが、特定の感染症検査の特需の反動や、競合との競争、為替の影響、利益率の低さも、収益の重しになりうる。研究予算と検査需要の動向に業績が左右される。
配当を出さず、利益を機器・試薬の開発と、臨床検査の強化、消耗品の繰り返し需要の取り込みに振り向ける経営。研究予算で振れる機器の販売を、試薬・消耗品の継続収入と臨床検査の安定需要で和らげ、研究と検査の両分野に根づいた強みを生かして稼ぐ方針が特徴になっている。
製薬・研究の予算と、臨床検査の需要、消耗品の繰り返し需要に依存する。製薬会社や研究機関が実験に予算を割くか、病院や検査機関の検査需要が底堅いか、機器の設置後に試薬・消耗品の需要を取り込めるか、そして技術で他社に差をつけられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $10.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7.5B(70%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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