財務データが揃わず、性格の分類はしていない
干ばつに強い遺伝子を組み込んだ小麦を世界で初めて商業化した唯一の会社であり、巨大な欧米の農業の大手とは異なる、南半球発の特殊な立ち位置を持つ点が最大の特徴。気候の変動への備えという追い風に乗る。干ばつに強い作物の種を世に出したアルゼンチンの農業の会社の立ち位置にいる。
農業の資材の販売が事業の柱。看板は、ヒマワリ由来の干ばつに強い遺伝子を組み込んだ小麦や大豆の種で、世界で初めて商業化した。乾いた土地でも収穫を保つことを狙い、その遺伝子の使用料を得る。これに加え、作物の根を助ける微生物の資材や、作物を守る薬剤、肥料を、中南米を中心に売る。干ばつに強い種は、複数の国で承認を取り付けつつある。これらの種や農業の資材の販売で稼ぐ構造になっている。
本拠のアルゼンチンが、激しい物価の上昇や通貨の崩れに見舞われると、事業の運営が一気に難しくなる弱点を抱える。遺伝子を組み込んだ小麦に、消費者や食品の業界が抵抗を示せば、広まらない。輸出先での承認が遅れる恐れもある。農産物の値段が下がれば、農家の購買力が落ちる。種の使用料を徴収する仕組みが整わなければ、稼ぎを取りこぼす。
配当を出さず、干ばつに強い種の国際の承認と中南米の市場の拡大を優先する経営。現在の経営者が率いる。干ばつに強い種の承認の取り付けと、微生物の資材や薬剤の販売、激しい物価の上昇や通貨の混乱への対応を進める。気候への備えの種と新興国での展開が、運営の中核になっている。
干ばつに強い種の承認と、中南米の農業の景気、アルゼンチンの経済に依存する。干ばつに強い種が各国で承認されて広まるか、中南米の農業が好調を保つか、本拠とするアルゼンチンの激しい物価の上昇や通貨の混乱を乗り切れるか、そして種の使用料を取りこぼさず徴収できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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