配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
脳に溜まる物質を狙う広く知られた薬とは異なり、脳の神経の炎症を抑えるという別の切り口で、認知症やパーキンソン病に挑む点が最大の特徴。感染症の後の不調など、別の病へ横に広げる余地も持つ。脳の病を炎症から抑える飲み薬を立て直すバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬を持たず、脳の病を狙う飲み薬を開発する臨床段階のバイオで、収入はない。看板は、脳の神経で起きる炎症を抑え、糖の効きにも働きかける飲み薬だ。記憶が衰える認知症を狙った後期の大きな試験では効き目を示せなかったが、その後はパーキンソン病や、感染症の後に残る不調など、別の病へ的を移して立て直しを図る。承認後の薬の売上で、いずれ稼ぐ構造を描く。それまでは増資で開発を続ける。
的を移した先の試験でも失敗が続けば、会社の値打ちの大半を失う弱点を抱える。後期の大きな試験で一度つまずいた経緯が、市場の信頼を深く損なっている。認知症の分野では、すでに別の仕組みの薬が承認され、出遅れの立場にある。同じような新興のバイオの失敗も、連想で売られる。長年赤字が続き、現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まり、上場の維持も危うい。
配当を出さず、後期の試験の失敗からの立て直しと、的を移した試験での復活を優先する経営。現在の経営者が率いる。的を移した試験の遂行と、損なった信頼の回復、増資による資金繰りの管理、提携や買収を見据えた選択肢の検討を進める。立て直しが、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、失敗からの信頼の回復、資金繰りに依存する。的を移したパーキンソン病などの試験で効き目を示せるか、後期の試験の失敗で損なった市場の信頼を取り戻せるか、広く使われる別の仕組みの薬との差を示せるか、そして長い開発のあいだ増資で資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $14M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $10M(72%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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