BKV は、米国で天然ガスを掘り、自前で発電し、出た二酸化炭素を地下に貯める統合を狙う中堅エネルギーだ。
最大の強みは、掘って売るだけの同業と違い、発電と炭素貯留を組み合わせて二酸化炭素を抑えた天然ガスを掲げる統合のモデルにある。データセンター向けの安定電源の需要にも乗りやすい。一方で天然ガスの価格が急落すれば本業の採算が悪化し、脱炭素の加速や炭素貯留への優遇の削減も前提を崩す。炭素貯留がまだ実証段階という弱みも抱える。BKV を読むときは、天然ガス価格と電力需要、炭素貯留への優遇を軸に見るとよい。
