BLBD
Blue Birdスクールバスの大手三社の一角でありながら、唯一の独立した上場企業という立場が最大の強み。三つの動力をそろえ、特に電気スクールバスの商業化で先行する。長年の学区との関係と、子どもの安全を担う製品の信頼を持つ。電気への転換という構造の波に乗る、独立系のバスメーカーの立ち位置にいる。
米国の学校に通う子どもを運ぶスクールバスを製造し、学区や販売業者に売るのが収益の柱。ガソリン、プロパンガス、電気という三つの動力のバスをそろえ、用途に合わせて選べる。大手三社の一角を占め、その中で唯一の独立した上場企業になる。近年は電気バスへの転換が進み、政府の補助も追い風になる。バスの販売台数と価格で稼ぐ構造になっている。
電気バスを後押しする政府の補助が政治の都合で縮めば、転換の勢いが鈍る。電気バスの費用が高いままなら、安いガソリンやプロパンへ揺り戻す。景気後退で学区の予算が絞られれば、買い替えが先送りされる。部品の供給の混乱や、大手二社との価格競争も利益を圧迫する。
配当を出さず、現金を電気バスの事業と生産能力の増強に投じる成長の経営。政府の補助の環境を読みながら、電気バスのシェア拡大を狙う。三つの動力をそろえて学区の選好の変化に備え、独立系としての機動力を保つ方針が特徴になっている。
学区の予算と、電気バスへの補助、動力の選好に依存する。学区がバスの買い替えに予算を割けるか、電気スクールバスへの政府の補助が執行されるか、電気バスの費用を下げて採算に乗せられるか、そして大手二社との競争で台数とシェアを保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $625M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $255M(41%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$229M
- 他の流動資産$182M
- 固定資産$214M
- 流動負債$237M
- 長期借入金$85M
- 短期借入金$5M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.5B
- 売上成長率
- 9.9%
- 粗利率
- 20.5%
- 営業利益率
- 11.3%
- 純利益率
- 8.6%
- ROE
- 50.0%
- ROIC
- 38.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $176M
- フリーCF
- $153M
- 営業CFマージン
- 11.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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