純資産マイナス+赤字。再建途上で要警戒
米国の名だたる大手の銀行に採用された実績と、クラウドを前提に作られた仕組みが最大の特徴。電子で契約を結ぶ機能などで、融資の手続きの全体をつなげる。住宅ローンだけでなく、住宅を担保にした融資や消費者の融資へも広げる。一般の銀行向けのソフトとは異なる、融資の手続きを一貫して支えるソフトに特化した小型の会社の立ち位置にいる。
銀行や住宅ローンの貸し手に向けて、融資の申し込みから審査、契約までの手続きを、ネット上で一貫して進めるソフトを月額で提供するのが事業の柱。住宅ローンに加え、住宅を担保にした融資や、預金口座の開設、消費者や自動車の融資の手続きも扱う。米国の名だたる大手の銀行が主な客になる。電子で契約を結ぶ機能なども持つ。これらの手続きのソフトの利用料で稼ぐ構造になっている。
住宅ローンの市場の低迷が長引けば、手続きの件数に応じた収益が細る弱点になる。実際、大手の銀行の一部が契約を縮めた経緯もある。同業の融資の手続きのソフトの競合も激しい。赤字が続けば、事業の継続への懸念も生じる。住宅ローンに偏った収益の構造のため、住宅ローン以外の事業を伸ばせなければ、回復が遅れる。
配当を出さず、事業の再編と費用の削減で赤字を縮め、子会社の売却などで資金を確保する立て直し期の経営。住宅ローンの市場の冷え込みで途切れた成長を、再建と市場の回復の両方で取り戻すことを目指す。住宅ローン以外の事業の拡大と、費用の削減を軸に、立て直しを図る方針が特徴になっている。
住宅ローンの市場と、客の銀行の継続、住宅ローン以外の事業に依存する。米国の住宅ローンの組成や借り換えの件数が回復するか、主な客である大手の銀行との契約が続くか、住宅ローン以外の住宅を担保にした融資や消費者の融資の事業が伸びるか、そして赤字の中で資金を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $170M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。増資や資金繰りに注意
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…