まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
自社で組んだ安価な保管用の機器による、低い費用の構造が最大の特徴。データの送り出しの料金を無料にする点は、それを高く取る大手に対する強力な訴えになる。企業向けの保管と個人のパソコンの控えの二つで、法人と個人の両方をとらえる。大手の巨大なクラウドとは異なる、安さと送り出しの無料を武器にする小型のクラウドの保管の会社の立ち位置にいる。
ネット上にデータを保管するサービスを、月額の課金で提供するのが事業の柱。柱は二つで、一つは、大手の標準的な保管のサービスと互換性があり、その五分の一ほどの安さで提供する、企業向けのデータの保管のサービス。もう一つは、個人のパソコンのデータを無制限に自動で控える、年額の控えのサービス。客は中小企業や、映像の制作者、ソフトの開発者など。自社で組んだ安価な保管用の機器で、低い費用での運営を実現する。これらの保管のサービスの課金で稼ぐ構造になっている。
大手の巨大なクラウドが値下げをすれば、安さの差が縮まる弱点になる。同じく安さを売りにする競合との争いも激しい。赤字が続き、増資で持ち分が薄まる恐れもある。大口の客が離れることもある。個人のパソコンの控えのサービスの成長が頭打ちになる恐れもある。価格を武器にする以上、大手の価格の動きに左右されやすい。
配当を出さず、企業向けの保管の成長への投資と、費用の効率化を両立させる経営。創業者が経営者として引き続き率いる。透明性の高い情報の発信で、技術者の層に浸透する。人工知能の学習のデータの保管という追い風と、大手との安さの差の維持を成長の両輪に、独自の機器と安さの戦略で粘り強く客を獲得する方針が特徴になっている。
クラウドの保管の採用と、大手との価格差、人工知能のデータの需要に依存する。中小企業がクラウドの保管を採り入れるか、大手の巨大なクラウドとの安さの差を保てるか、人工知能の学習に使うデータの保管の需要が伸びるか、そしてデータの送り出しを無料にする打ち出しが採用につながるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $192M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $83M(43%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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