BMRA
Biomerica単一の検査に賭ける新興と違い、すでに世界で売れている検査キットの売上を持ったまま新技術を試せる。inFoods®の応用先も機能性ディスペプシアやクローン病、逆流性食道炎へ広げている。
胃腸の不調やピロリ菌感染を調べる診断キットを、世界の臨床検査室と医師の診察室へ卸す。製造と出荷は欧州子会社のBioEuropeとメキシコ子会社のBioMexicoにも分散させている。
診断キットは大手との値下げ競争が絶えず、従来事業の利幅が削られやすい。inFoods® IBSは保険償還をまだ交渉している段階で、浸透が計画より遅れれば育てている柱そのものが立たない。
開発一辺倒から商業化へ舵を切り、研究開発費を約$1.5Mから約$1.0Mへ絞った。手元現金を守りながら、inFoods®の販路づくりに人と金を寄せている。
従来の検査キットが世界の検査室で使われ続けるかが土台にある。そこにinFoods® IBSが医師と保険に受け入れられるかが重なり、商業化の速さで資金繰りの余力が変わる。
この会社をどう読むか
Biomericaが売っているのは、血液や尿、便を調べて病気や食物過敏を見つける検査キットだ。派手さはないが、世界の検査室と診察室に配られる定番の消耗品が土台になっている。
その土台の上で育てているのがinFoods® IBSで、どの食品を避ければ症状が和らぐかを血液から判定する。既存キットの売上が続くうちに、この新しい検査を医師と保険に認めさせられるかで会社の形が変わる。
バランスシート (要約)
資産 $7M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(39%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$1M
- 他の流動資産$3M
- 固定資産$3M
- 流動負債$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $4M
- 売上成長率
- −16.2%
- 粗利率
- 8.1%
- 営業利益率
- −119.5%
- 純利益率
- −84.8%
- ROE
- −143.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$3M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −76.8%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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