まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
半世紀を超える歴史で築いた、消化器を中心とする検査の道具の事業と、食べ物の合う合わないを血で見分ける新しい検査とを併せ持つ点が最大の特徴。古い土台に新しい賭けを乗せる。体の外で病気を調べる検査の道具を作る老舗の小型の会社の立ち位置にいる。
体の外で病気を調べる検査の道具を売るのが事業の柱。採った血やそのほかの検体を、患者の体から離して調べ、胃の不調を起こす菌や、ホルモンの異常、感染症などを見つける検査の道具を作る。半世紀を超える歴史を持ち、世界の病院や検査の施設に売る。これに加え、過敏な腸の不調を抱える人が、どの食べ物を避けるべきかを血で見分ける新しい検査を成長の柱に育てる。これらの検査の道具の販売で稼ぐ構造になっている。
検査の道具の大手との値下げと性能の競争で、従来の事業が削られる弱点を抱える。賭けている新しい検査が、思うように役立つと示せなかったり、保険の支払いが広がらなかったりすれば、成長が止まる。作る費用の上昇や、複数の通貨で商う為替の振れにも左右される。会社の規模が小さく、長年赤字が続いてきた。増資で持ち分が薄まり、上場の維持も危うい。
配当を出さず、従来の検査の道具の運営と新しい検査の拡大を両にらみで進める経営。共同で創業した一族の経営者が長く率いる。従来の検査の道具の販売と、新しい検査の商業化、各国の承認の維持、増資による段階的な資金の調達を進める。新しい検査の収益化が、運営の中核になっている。
検査の道具の需要と、当局の承認、新しい検査の浸透に依存する。世界の病院や検査の施設で、従来の検査の道具が使われ続けるか、各国の承認を保てるか、過敏な腸の不調を見分ける新しい検査が広まるか、そして赤字の続くなか増資で資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $6M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4M(69%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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