まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
屋内の栽培向けの空調の会社という出自から、ある取引所に結びつく暗号資産を世界でも指折りの規模で抱える戦略へ全面的に転じ、その暗号資産に賭ける器となった点が最大の特徴。地に足のついた本業に賭ける会社とは異なる。ある暗号資産の保有に全面的に転じた超小型の会社の立ち位置にいる。
もとは、屋内で植物を育てる施設向けに、温度や湿度を整える空調の設備を売る会社だった。しかし今は、ある大きな取引所に結びつく暗号資産を、手元に大量に抱える戦略へ全面的に転じた。大型の資金調達で集めた資金で、その暗号資産を世界でも指折りの規模で買い集め、長く持つ資産の中心に据える。運用に預けて報酬を得ることも狙う。空調の事業は残るが、稼ぎの軸は暗号資産の保有に移る。これらの暗号資産の保有を中心に成り立つ構造を描く。
抱える暗号資産の相場が急落すれば、会社の値打ちが一気にしぼむ弱点を抱える。その暗号資産は、結びつく取引所の盛衰に運命を握られ、取引所が規制や信用の問題に見舞われれば共倒れになりかねない。空調のもとの事業は小さく、支えにならない。当局が暗号資産の保有や取引への規制を強めれば、前提が揺らぐ。資金調達のたびに持ち分が薄まり、株価が荒く振れる。投機の色が極めて濃い。
配当を出さず、暗号資産の保有と積み増しを最優先する経営。暗号資産の業界の出身者が新たに率いる。その暗号資産の買い集めと、運用に預けての報酬の確保、空調の事業の運営、資金調達による暗号資産のさらなる積み増しを進める。暗号資産の保有が、運営のほぼすべてになっている。投機の色が極めて濃い。
抱える暗号資産の相場と、運用の報酬、規制に依存する。手元に抱えるその暗号資産の相場が上がるか、運用に預けて報酬を積み増せるか、結びつく取引所の屋台骨が揺るがないか、そして暗号資産を巡る規制の荒波をしのげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $338M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $305M(90%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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