景気敏感な事業で、配当も出す会社
米国の大学の書店の業界で、最も多くの構内の書店の網を持つ主導的な担い手という点が最大の特徴。大学の校名の入ったグッズの独占的な販売の契約を持つ。必要な教科書を一括の料金でまとめて提供する新しい方式への転換を進める。一般の小売とは異なる、米国の大学の構内の書店の運営に特化し、教科書のデジタル化の逆風の中で再建を続ける小型の小売の立ち位置にいる。
米国の大学の構内の書店を運営するのが事業の柱。千を超える大学の構内の書店と、そのネットの店で、教科書の販売や貸し出し、大学の校名の入った衣料やグッズ、文房具、電子機器、贈り物を売る。大学の書店向けに教科書を流通させる事業や、ネットの学習のサービスも持つ。とりわけ、学期の初めに、必要な教科書を一括の料金でまとめて提供する新しい方式への転換を進める。これらの大学の書店の運営で稼ぐ構造になっている。
教科書のデジタル化で、紙の教科書の売上が崩れる構造的な逆風が最大の弱点になる。無料の教材の広がりで、有料の教材の市場も縮む。大学生の消費の減少もある。大学との契約を失うこともある。長く赤字が続き、資金が尽きる恐れもある。実際、近年は借入の削減と引き換えに、持ち分を大きく薄める資本の再構築を実施した。
配当を出さず、借入を大きく削減した資本の再構築を経て、新しい一括方式への転換と費用の削減を並行する再建段階の経営。既存の株主の持ち分の希薄化を受け入れて、事業の継続を優先する。教科書のデジタル化という構造的な逆風の中で、新しい一括方式への転換が、生き残りの鍵になる運営になっている。
大学の学生数と、教科書、新しい一括方式に依存する。大学の構内の学生の数が保たれるか、紙とデジタルの教科書の売上が保たれるか、衣料や文房具の売上が続くか、必要な教科書を一括の料金でまとめて提供する新しい方式が大学に採用されるか、そして資金を調達できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $740M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $294M(40%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…