まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
がんの細胞を狙う抗体に、免疫を刺激する物質をつなぎ、がんの周りで免疫を呼び覚ますという独自の手法が最大の特徴。免疫の抑えを外す手法とは異なり、免疫を積極的に起こす。抗体に免疫の刺激剤をつないだがんの薬を狙う臨床段階のバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬を持たず、がんの薬を開発する臨床段階のバイオで、収入はほとんどない。がんの細胞の目印に結びつく抗体に、免疫を刺激する物質をつなぎ、がんの周りに届けて、その場で免疫を呼び覚ましてがんを攻めさせる独自の薬を開発する。免疫を抑える信号を外すのではなく、免疫を積極的に起こす切り口を取る。固形のがんを狙う。大手との提携も持つ。承認後の薬の売上や提携の対価で、いずれ稼ぐ構造を描く。それまでは手元の資金と提携で開発を続ける。
免疫を積極的に起こす薬は、効き目と、過剰な免疫の反応による副作用の両立が難しい弱点を抱える。固形のがんは攻めにくい。免疫の薬の分野は、巨大な製薬大手や他のバイオが激しく狙う。承認までの道のりが長く、その間は赤字が続く。提携の相手が手を引けば、開発の負担が重くなる。現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まる。
配当を出さず、研究開発を最優先する経営。現在の経営者が率いる。看板の候補の臨床試験の遂行と、抗体に免疫の刺激剤をつなぐ手法の検証、大手との提携の維持、増資による資金繰りの管理を進める。免疫を呼び覚ますがんの薬への挑戦と、資金繰りの管理が、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、提携、資金繰りに依存する。看板の候補が、試験で効き目と安全性を示せるか、抗体に免疫の刺激剤をつなぐ手法が成り立つと示せるか、大手との提携を保てるか、そして増資で長い開発の資金をつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $57M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $27M(47%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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