BPRN
Princeton Bancorp支店を一店ずつ増やすのではなく、銀行を丸ごと買って規模を作ってきた。2007年開業の銀行が1年半ほどの間隔で2行を吸収した速さは、同じ規模の地方銀行では珍しい。
ニュージャージー州プリンストンを本拠に、33の支店とニューヨーク近郊の2店で預金を集める。それを中小企業向けや商業用不動産、集合住宅向けの融資に回して利ざやを取る、地方銀行として標準的な作りだ。
商業用不動産の融資が焦げつけば、まだ若い銀行だけに体力の余裕は大きくない。買収で膨らんだ貸出の中身が馴染んでいなければ、景気の下り坂でひずみが表に出やすい。
買った銀行を自行の与信基準と事務システムに寄せる統合作業が、当面の主な仕事になっている。大学町の周辺とニューヨーク近郊で、貸し出しの姿勢そのものは保守的に保つ。
貸出の重心が商業用不動産と集合住宅にあり、プリンストンからニューヨーク近郊にかけての不動産市況の影響を強く受ける。買収した2行を一つの与信基準と事務手順に馴染ませられるかも、この会社ならではの宿題だ。
この会社をどう読むか
The Bank of Princeton が開業したのは2007年で、銀行としてはまだ若い。2022年に設立された持株会社Princeton Bancorpが2023年1月に銀行を傘下に収め、そこから買収が続いた。
2023年5月にペンシルベニア州のNoah Bank、2024年8月に南部ニュージャージーのCornerstone Bankを吸収した。地盤はフィラデルフィア近郊まで広がっている。中身は中小企業と不動産への融資という地味な銀行だが、店舗網の広げ方だけは他の同規模行と違う。
バランスシート (要約)
資産 $2.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $271M(12%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$136M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 6.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $21M
- フリーCF
- $21M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $9M
- 配当性向
- 46.6%
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