事業は安定寄りだが財務に注意点が残る、どの型にも寄り切らない中間型
質量分析や磁気共鳴など、高度で専門性の高い分析技術を複数持ち、他社がまねしにくい装置を作れる点が最大の強み。研究や創薬、検査に欠かせない精密な装置で、いったん導入されると消耗品や保守で継続収入を得られる。幅広い分野に装置を供給し、分析装置の専門メーカーとして確かな地位を築いた立ち位置にいる。
物質に含まれる成分や、分子・タンパク質の構造を精密に調べる高度な分析装置の販売が収益の柱。質量分析や磁気共鳴などの技術を使い、製薬の研究、病院の検査、材料の分析、半導体の検査など幅広い現場に装置を供給する。装置本体に加え、消耗品や保守サービスが繰り返し売れる。専門性の高い分析装置で稼ぐ構造になっている。
製薬会社や研究機関が予算を絞ると、高額な分析装置の販売が鈍る。装置は高額で、研究投資の波を受けやすく、景気後退時には更新が先送りされる。原材料費の上昇や、競合との競争、買収に伴う統合の負担も、収益の重しになりうる。研究・検査投資の動向に業績が左右される面を持つ。
配当を出しつつ、分析技術の開発と、買収による事業拡大、消耗品・保守の取り込みに力を入れる経営。研究投資で振れる装置の販売を、消耗品や保守の繰り返し需要で和らげ、高度な分析技術を磨いて他社との差を保ちながら、買収で事業を広げて稼ぐ方針が特徴になっている。
製薬・研究の予算と、検査・分析の需要、装置の更新に依存する。製薬会社や研究機関、病院が分析装置に投資するか、新しい研究や検査の需要が増えるか、技術で他社に差をつけられるか、そして消耗品や保守の繰り返し需要を取り込めるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $6.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.5B(39%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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