
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
無害にしたウイルスを運び役に免疫に目印を示し、続いて免疫を強める二段構えの独自の手法と、それを慢性の感染症から自己免疫、がんまで幅広く応用する点が最大の特徴。一般の薬とは異なる切り口を持つ。免疫を導く手法で慢性の病を狙う英国系の臨床バイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬を持たず、免疫を導く薬を開発する臨床段階のバイオで、収入はほとんどない。無害にしたウイルスを運び役にして体に目印を示し、続いて別の手立てで免疫を強める、二段構えの独自の手法を持つ。これに、免疫を細かく調整する小さな分子を組み合わせる。慢性の肝臓のウイルスの病や、子宮頸がんに関わるウイルス、自己免疫の病、前立腺のがんなどを狙う。承認後の薬の売上や提携の対価で、いずれ稼ぐ構造を描く。それまでは手元の資金と提携で開発を続ける。
免疫を導く手法は、効き目を安定して示すのが難しい弱点を抱える。慢性の感染症も自己免疫の病も、巨大な製薬大手や他のバイオが激しく狙う。幅広い的に手を広げる分、開発が散漫になる恐れもある。承認までの道のりが長く、その間は赤字が続く。現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まる。提携の相手が手を引けば、資金の負担が一気に重くなる。
配当を出さず、研究開発を最優先する経営。現在の経営者が率いる。看板の候補の臨床試験の遂行と、二段構えの手法の実証、提携や増資による資金繰りの管理を進める。免疫を導く手法への挑戦と、資金繰りの管理が、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、手法の実証、資金繰りに依存する。看板の候補が、試験で免疫を狙った方向へ導き効き目を示せるか、二段構えの独自の手法が成り立つと示せるか、提携や増資で長い開発の資金をつなげるか、そして幅広く狙う的のどれかで結果を出せるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $98M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $74M(76%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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